BUTIQUE OSAKI

川田あつ子さん × 社長対談

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    mc:
    第一回目のゲストは、女優の川田あつ子さんです。ようこそオーサキ・神宮前WEBチャンネルへ

    川田あつ子さん(以下 川田):
    こんにちは、記念すべき第一回目のお相手に選んでいただき光栄です。 

    mc:
    オーサキビルディングのDVD拝見しましたよ…。原宿の街の紹介を兼ねた、素晴しい出来ですね!!ところで大崎社長が、川田さんに出演依頼したのは…?

    大崎社長(以下 大崎):
    はい、たまたま十数年おつきあいしている俳優さんの誕生日会に呼ばれ、座った席が、川田さんの前だったんです(笑)!びっくりしましたョ…!!大学時代、「ヤングジャンプ」が好きで、その企画の中で「年間シンデレラ」になったのが、川田あつ子さんだったんです。よーく覚えていて、その本人が、目の前にいるんですから!!

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    川田:
    私、デビューが「花の82年組」って呼ばれていて、同期に、凄いメンバーが沢山いたんです。そんな中で私のデビュー時代よく覚えていてくれたのは感激でした。

    mc:
    なるほど、ひょうんな出会いから…

    川田:
    実は、パーティーの当日に「今度、お仕事をお願いしますね」とはおっしゃってくれましたけれど、芸能界って「今度とお化けは出たことがない」と言われる世界なので、まさか本当に声をかけてくれるとは思いませんでした。ただ、私は案内人という仕事をしたことがなかったので、一番そのイメージに近いと思われる作品をご覧いただいてから決めてもらうことにしました。

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    大崎:
    もちろんビデオも拝見しましたが、観る前から決まっている感じでしたね。こちらのDVDで紹介をしてビルは、すべて父がデザインしたですが、婦人靴で培ったファッション性を大切にしたエレガンスな雰囲気の物件なので、ちょうど今の川田あつ子さんのイメージとぴったりでした。

    mc:
    撮影時のエピソードはありますか?

    大崎:
    撮影クルーの都合でロケ日が一日ずれてしまったんですが、嫌な顔一つせず、朝5時からスタンバイをしてくれました。私のことを「エグゼクティブ・プロデューサーの大崎さんです」と紹介をしてくれてとても嬉しかったのですけど、逆にプレッシャーもかかりました。なぜなら、朝から小雨がふっているんですから。

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    川田:
    そういえば、顔にゆとりがありませんでしたよね。

    大崎:
    そりゃそうですよ。「前日ならお天気も良かったのに!」と心の中ではちょっとイライラしていました。でも、お天気に関係なく生き生きと紹介をしてくれているあつ子さんの姿を見ているうちに、私もどんどん楽しくなってゆきました。
    そして「どうせ雨なんだから」と傘をさしてもらうと、それが良いアクセントになったりしてとても素敵な映像に仕上がりました。

    川田:
    天気が良すぎるよりも、実はあれぐらいのお天気の方が綺麗な映像を撮れるんですよ。

    mc:
    「災い転じて」という感じですね。こうして完成したこのDVDですが、まわりの方の反響はいかがですか?

    大崎:
    あつ子さん効果は、本当に凄いですよ。「よく、こんなに素敵な人を探してきたねぇ」って言われます。この中の好きなシーンに「ガス灯のようなランプ」を紹介する所があるのですけれど、なんとこの撮影の後に、株式会社ランプという会社がそのビルに入りました。これはたんなる偶然かも知れませんが、あつ子さんがビルの素敵な特徴を見つけてくれたからだと私は思っています。

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    川田:
    そんな風に言ってもらえるととっても嬉しいです。

    mc:
    ところで、そもそもこの「紹介DVD」を作ろうと思った動機はなんだったのですか?

    大崎:
    オーサキ・グループでは、ビルのオーナーと賃借人という関係に一石を投じたいと思っているんです。貸し手と借り手とが、お互いを尊重をしながら末永く信頼関係を築いていく。そのためには、オーナーである我々がもっともっと借り手のことを大切にしなければならないと思うんです。

    例えば、今回の撮影では、ブティック・オーサキの靴を履き、ブティックWの衣装をきて、美容室のSOLでヘアメイクをしていただきました。すべてオーサキ・グループのビルに入っている皆様のご協力によって完成しました。借り手と貸し手が同じ目標に向かって作品を作り上げてゆくってことってないじゃないですか。映像だけでなく、このホームページも「借り手の皆さんと創り上げてゆく」スタンスで仕上げてゆきたいと思っています。

    mc:
    さて、川田さんも新しい作品を創り上げている最中だそうですね。

    川田:
    はい「僕らは確かにここにいた!」という作品※です。無邪気なワルガキ5人組が無人島に出かけ宝物を探しに行くことで、村人や先生が大騒動に巻き込まれるストーリーなのですが、親子で鑑賞してもらうことを前提に企画をしました。大手の配給会社が手掛けるような商業ベースの作品ではなく、独立系プロダクションである強みと自由性を生かして「残していきたいこと、伝えていきたいこと」を詰め込んだ熱い作品にしたいと思っています。

    オーサキさんの今回のDVDのように「大切な皆様と一緒に創り上げたい」と思っていますので、是非、ご協力いただけたらなと思っています。

    mc:
    完成する日がとても楽しみですね。本日は、どうもありがとうございました。

    オーサキ・神宮前WEBチャンネル第一回目のゲスト。女優の川田あつ子さんでした。

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    ※「僕らは確かにここにいた!」の詳細とお問い合わせはこちらから


    川田あつ子さんプロフィール

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    東京生まれ。
    1981年 集英社『週刊ヤングジャンプ』 にて ミス・ヤングジャンプ クイーン・ザ・ベスト グランプリ受賞。
    1982年 CBSソニー(現sony music)より『秘密のオルゴール』で歌手デビュー。
    同年、ハウス食品『ゼリエース』のCMソングに起用され、自身もイメージキャラクターとして出演。
    1982年 TBS『人間万事塞翁が丙午』(青島幸男原作)ドラマヒロインデビュー。
    その後、女優としてテレビドラマ、映画、舞台、声優(アニメ)、ラジオパーソナリティー、CMと幅広く活躍。
    作詞家としても、高山厳氏、平山みき氏等に詞を提供。
    また近年は、小説、エッセイ等も発表して執筆など多方面で活動している。
    1996年 小説『RAIN~眠らざる街~』(廣済堂刊)自著は映画化にもされる。